プレミアリーグ第19節 EVEBUR レビュー 大勝
この日のエバートンは3-4-3(3-4-2-1)
格上相手に3バック(5バック)はよく使っていたが、バーンリー戦で採用
バーンリーのロングボールを多用する戦いに対する対策か
対するバーンリーは5-3-2
立ち上がり、3バックの幅を取ったビルドアップ
右のCDに入ったミナから、右WBのコールマンへロングパス
そこからコーナーを獲得
ディニュの右コーナー
ウォルコットにワンクッション入れてからクロス
逆サイドにはじかれるもベルナルジが拾いシンプルにクロス
これをフリーのミナがヘディングゴール
開始2分で幸先よく先制
その後はルーウィンの強さを活かし、シンプルにロングボールを入れる
また、前からのプレスも効いていた
バーンリーのロングボールを多用する戦いにも、3CDが跳ね返すことができていた
ただ、WBを押し下げられるとボールを保持されてしまう
逆に、WBが高い位置を取ると押し込むことができる
これが3バック(5バック)同士の戦いで
どちらが主導権を握れるかの大きなポイントである
WBが高い位置をとれた攻撃が42分に見られた
バーンリーのハイラインに対してキーンからコールマンの裏へロングボール
このボールでバーンリーの最終ラインを押し下げることに成功
ボールを受けたコールマンはいったんサポートに来たシグルズソンに下げる
これをバーンリーのラインが下がったためできた中盤のスペースでゴメスが受ける
ワンタッチでルーウィンにくさびをつける
サポートにきたベルナルジにワンタッチで落とす
シュートまではいかなかったが、WBを起点にした良い攻撃だった
時間が前後したがこの時点ですでに3-1
得失点のシーンを簡単に紹介する
2点目は13分
ディニュの素晴らしいFK
左寄りの位置でルーウィンが倒されて得たFKだった
3点目は22分
シグルズソンのPK
シグルズソンの左コーナーをバーンリーの選手がハンドし得たPK
失点は37分
左からのコーナーに対しキーパーの周りに密集を作られる
そこにインスイングのボールがファーへ
先に触られる
いったん防いだが、最後は押し込まれてしまう
こんな感じで前半終了
狙い通りの前半だったように思える
後半は攻めに出てくるバーンリーにどう対応し、追加点を奪うか
後半は立ち上がりWBが少し押し込まれボールを持たれた
ここで失点したら嫌な流れだなと思ったがそんなにピンチはなく
63分にバーンリーが2枚替え
4-4-2に変えて得点を奪いに来る
エバートンも67分にベンチスタートだったリシャリソンをルーウィンに替えて投入
ルーウィンは前線でボールを収め良い働きだった
71分にはディニュのこの日2点目
コーナーのセカンドをベルナルジから受けペナ外から左足一閃
この人の左足はやはりスーパーです
93分にはとどめの5点目
裏に抜けるリシャリソンの足元へ
ファーストタッチでディフェンスラインを抜けゴール
ゴールセレブレーションでユニフォームを脱ぎいらない警告をうけたのは余計だったが、
途中出場でもゴールを決めるあたりはさすが
ここで試合終了
終わってみれば5-1での大勝
サイドの攻防で主導権を握れたのが勝因
この日の3-4-3(3-4-2-1)は個人的には好印象
センターフォワードはルーウィンが適性にみえた
そうするとリシャリソンはシャドー起用か
はたまたシャドーで使うのか
マルコス・シウバにとってはうれしい悩みなのでは